2010年3月14日日曜日

VMware Player 3.0

VMware Playerが3.0になって仮想マシンをVMware Player自身で作れるようになりました。
qemuなどを使って作成しているケースが多く見られましたが、これからはVMware Player単体で運用することができます。

新規仮想マシンの作成を選択すると・・・。



CDやISOから仮想マシンの構築を開始できます。



何やらVMware Tools Linux版というのがインストールをアシストする設計のようです。



VMware Toolsが提供するサービスがVMware Playerから独立しているのは、外部(この場合Linux)から受ける変更の影響をVMware本体に波及させないためでしょう。

2010年3月13日土曜日

Windows7 on VAIO type P

VAIO type P (VGN-P90HS)にWindows7を導入してみました。

Windows VistaがどうにもならなかったのでUbuntuを入れて使用していましたが、各所のレビューでWindows7が良好とのことで試すことにしました。

「Linux環境の良さはやっぱり端末にあり。」ですが、調査は欠かせません。



意外だったのはインストール時間。
たったの30分でデスクトップにたどり着けるようになりました。



各所のレビューで評判が悪くないのも納得です。
VAIO type Pに対する印象も見違えるほど良くなりました。

これならかなり実用的という印象です。
Windows Vistaの時もそうですが、実運用してみないと本当のところはわからないものです。

ピエゾ素子の出力波形

先日のZOOM RT-223分解レポートで基板に両面テープで貼り付けた2つのピエゾ素子を見つけました。



今日はピエゾ素子がどのような波形を出すのかを観察してみましょう。



オシロスコープにピエゾ素子をそのまま接続します。
波形はというと・・・。



ピエゾ素子を机に置いて指ではじくと、p-pで36.7[V]もの出力振幅が得られました。
この振幅は強度によって変化しますので色々な活用が考えられそうです。

波形を見ても明らかですがマイコンへの直接接続はできません。

2010年3月11日木曜日

分解レポート(ZOOM RT-223)

ZOOM RT-223はリズムマシン。
どんな設計になっているのか分解してみた。





MPU:V850E/MS1TM 32-Bit Single-Chip Microcontrollers
ROM:M29W800DT 8 Mbit (1Mb x8 or 512Kb x16, Boot Block) 3V Supply Flash Memory
RAM:128K X 16 LOW POWER CMOS STATIC RAM

DSP:DSP56367 24-Bit Audio Digital Signal Processor
ROM:EN29LV640 64 Megabit (4M x 16-bit ) CMOS 3.0 Volt-only, Uniform Sector Flash Memory
RAM:EM611FV16U Series Low Power, 64Kx16 SRAM

全体的な統括はV850が行い、オーディオ系の処理はDSPに集約した設計。
面白いのは2つのピエゾ素子。
パッドを叩く強さをこれで検出しているようだ。