2013年4月30日火曜日

割と適当に動作するOS「誰得OS」を作る事を考える No.1 (まずはインターフェースを考えるだけ)

先日から色々と思うことがあって、「割と適当に動作する」OSを作る事を考え始めました。
「割と適当に動作する」というのは、まぁ言ってみれば「オモチャとして動作します」という事です。

考えているOSは、リアルタイム性もないし、タスク間通信も最小限。
でも、自分が作ったからよくわかるという、その名も「誰得OS」です。

私の場合、ソフトウェアは基本的にインターフェースの設計から始めます。
この基本方針はOSになっても変わりません。

まずは「誰得OS」のインターフェースを考える事にしました。


「誰得OS」は、
  1. daretoku_kernel_initでカーネル・オブジェクトを初期化。
  2. daretoku_task_initでタスクを初期化。
  3. daretoku_kernel_startでカーネルを動作開始。
と最低限3つのインターフェースを知っていれば動作させる事ができます。
「できます」と書いていますが、まだできていないので、そうなるように作る事にします。

ただ単にマルチ・タスクなだけではOSとしてあんまりなので、タスク間通信もdaretoku_msg_send_waitとdaretoku_msg_recv_waitで実現する事にします。

優先度とかは後で考える事にして今は放置。
当然のようにリアルタイム性に対する考慮なんてしません。

残念なOS、それが「誰得OS」なのです。
という事で、インターフェースを考えるだけなら簡単です。

これからチマチマと実際に動作するOSに仕立てていく作業が始まります。
適当に作る割に先は長そうです。