2013年1月24日木曜日

安価な基板CAD、Proteusの新バージョンが予想通り登場しました。

Proteus 7のデモバージョンを試す(EAGLEの上にも10年)では、気になっていたProteusというCADの簡単な評価を行ないました。
暫く購入を検討していましたが、「待てよ。そろそろメジャー番号が変わるようなタイミングだなぁ。」と思って慌てて購入する必要はないと判断していました。

そして予想通り、新しいバージョンが発表になっています。
その名もProteus 8です。


起動時の画面は、以下のように新しいデザインが採用されています。



画面の基本デザインは一切変わりませんが、Proteus 7では別々のウィンドウで扱っていた回路設計と基板設計が、一つのウィンドウ内で実現できるように改良されています。タブで回路と基板を行き来できるようになっています。



このように回路も基板も同じウィンドウで。



上位クラスから実行可能な3D表示も健在です。



BOMメニューはそういえば評価していませんでしたが、きっと新しくなっているのでしょう。
部品毎にコストを登録しておけば簡単に算出できるようになっています。



気になるラインナップとお値段ですが、コマーシャルライセンスで見ると以前より少しだけ高くなった気がします。
特にネットリスト中のピン数が2000ピンを超えるライセンスからでしょうか?




何だか暫くしたら購入してしまいそうです。

2013年1月20日日曜日

ドキュメンテーションプロジェクト始めます (LCD Toolのドキュメントで感触を掴む)

プロジェクト進行の再考

昨年末から色々なプロジェクトの進行について再考していました。

現在もフォーカスを続けているプロジェクトを挙げると・・・
と小粒ながら、同様の問題で困っている人にはとてもよくわかるツール群を公開しています。

で?何を再考?

さて。
どのプロジェクトのウェブを御覧頂いてもわかるように、ドキュメントの品質たるや酷いものです。

そこで、2013年の注力事項の一つとしてドキュメンテーションプロジェクトを開始する事にしました。
どんなに素晴らしいツールを作っても、それが世の中で認知されなければユーザも増えません。

どんな課題があり、それをどのように解決するのか。
そして、副次的なメリットとしてどんな嬉しい事があるのか。
これらを適切に説明し、まずは使ってもらおうという事なのです。

手始めに

いきなり全部のドキュメントを改良する事なんて現実的ではありません。
いずれのツールも最初に設計してから少し時間が経っているので見直したい箇所もあります。
そこで、手始めに何となく形になりそうなものから着手する事にしました。

ここ最近のツールの中でLCD Toolというユティリティがあります。
「LCDの画面表示ってドキュメントで作るの面倒だよねー。」という方の為に作ったツールです。

以下のような感じで第1バージョンを仕立ててみました。



まだまだざっくりですが、以前のドキュメントとは比べ物にならないくらい印象が変わりました。
新しい製品の場合、「使ってみようと思えるかどうか?」が第1ポイントのような気がしています。

あらためて「ドキュメントは重要」という認識。
もう「そうは言っても面倒」なんて言っている場合ではありません。

ダウンロード

作業中のファイルのスナップショットをこちらからダウンロードできます。

2013年1月1日火曜日

本年もよろしくお願い致します

2013年、本年もよろしくお願い致します。
CuBeatSystemsは、日本の物作りを少し明るくしたいという方向で情報公開しています。
今年も引き続き微力ながら活動を続けますので皆様何卒よろしくお願い致します。