2011年9月3日土曜日

AVNET Spartan-6 FPGA LX9 MicroBoardの電源を入れてみる

付属する2つのUSBケーブル

LX9 MicroBoardには2つのUSBケーブルが付属しています。

1つは延長ケーブルになっていて、「Direct USB Programming」用のUSBコネクタに接続します。
このコネクタは主にFPGAをプログラムするときに使用し、ボード上のAtmel AT90USB162に接続されています。

もう1つのUSBケーブルは小さい方のUSBコネクタに接続して使用します。
こちらはボード上のSilicon Laboratories CP2102に接続されています。

LX9 MicroBoardに予め書き込まれたデザインはMicroBlazeを使ったものになっていて、CP2102経由でブートの様子を見ることができるようです。
今回はこれを試してみましょう。


使っているOSによって、CP2102に対するデバイスドライバが必要になることがあります。
ちなみにWindows7の場合には特別なインストールなしで使用することができます。


ブートさせる

シリアルポート(115200/8/n/1)を開いてSW4を押すとリセットがかかるようになっています。
ブートした時の様子は以下のようになります。


私は他人の作ったコマンドを見るのが大好きです。
見てみましょう。


と、こんな感じのコマンドが並んでいます。

まぁ、だから何だという話ですが、組み込み装置として見た場合、この手のコマンドが整備されているかいないかで、メインテナンスやデバッグなどの効率を左右します。
ここまでのサンプルを用意することで、敷居を下げようとしている感じが見てとれます。 回路図やUCFなどは米国AVNETのサイトへログインすることでダウンロードできます。

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