一点一点お家で手作り
ATNDで大募集していた「茶室で楽しむKOZOS拡張基板」の実装を完了させました。ミスタードーナツさんではないですけど、本当に一点一点お店で、じゃなくてお家で手作りしました。
この基板は、総部品点数が68で、半田付け箇所は300箇所を超えます。
今回は10台製造したので、総部品点数は680個、半田付け箇所は3,000箇所を超えるということになります。これはしんどいわけです。
たった10台、されど10台。
意外に動作確認も大変なのでブートローダ側も機能検証用の機能を盛り込みました。
スタートアップ時の動作を見ると基本機能が動作しているのかわかる仕組みです。
LEDを点灯させ、音声を出力し、SDカードの有無を検出し、SDカードからデータを読み、ディスプレイに表示を行ない、と初期化の後であれこれのデバイスを使うようになっています。
ブートローダの段階で基板の基本機能検証ができますから、わざわざOSをブートさせなくても済むという仕組みです。
後はエイジングと最終機能検証を行って、「茶室で楽しむKOZOS拡張基板」に挑む事になります。
この基板実装を外注に出した時の試算
これを外注さんに出した時の事を考えて(出す予定はありませんけど)、P板さんの実装サービスで試算してみました。なるほど。
昨今、思ったほどの驚き価格ではないのですね。
パッケージ
ちょっと余談ですが、半田付けに飽きた時に現実逃避でパッケージも考えました。皆様にお届けするのに「基板だけぽーん」とか「段ボール箱にボコン」なんてしません。
こんなパッケージに収めて参加者の皆様にお届けします。
お楽しみに!
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