2011年2月20日日曜日

痛い思いをしたFPC用コネクタのハンダ付け

B063: BlackTankには有機EL液晶が搭載される予定です。
接続部分はFPCになっていて、例によってFPC用コネクタなのですが、最初の実装は思いっきり失敗してしまいました。

半田を載せ過ぎてしまったのと、不要な半田を除去しようにも除去しきれなくてフラックスを付けながらグシグシとハンダゴテをあててどうにもならない状況になってしまいました。
ピンが曲がってしまったようにも見えていましたし、パターンにダメージがあると思うと、取り外さざるを得ない様相です。

仕方なく、最初に実装したコネクタは破壊することを前提に取り除くことにしました。

作業対象箇所にフラックスを塗って作業します。

フラックスを塗布することでハンダゴテ接触部位の急激な加熱を防いでくれます。
パターンは加熱させた状態で無理な力をかけるとすぐに剥がれてしまいます。


今回は幸いにもフラックスを塗りたくっているお陰・・・かどうかわかりませんが大丈夫でした。
フラックスリムーバーを使って綺麗にします。


当初付いていたコネクタには半田を盛りまくって取り外しました。


初めに付いていたコネクタと同じ型の物を付けようかとも思いましたが、ネガティブな感情になっていて挑戦することができませんでした。少し形状の異なるものを付けました。


フラックスを使うからといって、実装時に半田を山盛りにしても大丈夫というわけではありません。
今回はそんなことを痛感した体験でした。

ハンダ付けはこういった痛い思いをして上手になっていくものなのでしょう。

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