2011年6月22日水曜日

LPCXpressoを皆でいじり倒そう!(LPCXpresso週間)

LPCXpresso週間のイントロダクション

ここ最近Embedded Artists社のLPCXpressoシリーズの動きが活発です。
気付いたら6つものプロセッサから選択できるようになっていました。


そこでCuBeatSystemsとしても何かやろうということで、「LPCXpressoを皆でいじり倒そう!」と題してLPCXpresso週間を始めることにしました。
  • 8ビット、16ビットマイコンを使っているけれど、ARMマイコンにも興味がある。
  • とりあえずARMマイコンを使っているけれど、もっと中身を知りたい。
  • その他。
色々な方に楽しんで頂けるようなメニュー構成で進めたいと思います。

LPCXpressoって何?

事前知識の無い方に「LPCXpresso」と言っても何が何だかですので、簡単に特徴を整理しておきましょう。
  • NXPセミコンダクターズ社のARMマイコンが搭載された評価ボードです。
  • デバッガとターゲットが1つのコンパクトな基板になっています。(持ち運びが便利です。)
  • パソコンのUSBポートに接続するだけで使えます。(どこでもデバッグが楽しめます。)
  • 国内でも秋月電子通商マルツパーツ館などから容易に購入できます。
  • 評価ボードの部類ではかなり安いです。(3000円前後)
  • ダウンロード可能な開発環境が便利です。(Windows, Linuxで使えます。)
  • お手元のお気に入りな開発環境も使用可能です。
  • FreeRTOSやTOPPERS/ASPなどの動作も可能。
近年、多くのマイコン評価ボードが出現しています。
その中でも、ARM Cortex-M0やARM Cortex-M3を試すならLPCXpressoはかなりお勧めの選択肢です。

インチキ・セレクション・マップ

今回は私の体験を基にしたインチキなセレクション・マップを作ってみました。


LPCXpressoやmbedが手元にあると「ちょっと何かを試したい時」に便利です。
事前評価などでいちいち基板設計する必要もありません。
また、価格も3000円前後と安く、気軽に様々な事を試す事ができるのも嬉しいポイントです。

次回以降はその魅力に触れながら様々な活用方法について触れていきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 毎度の事ながら、本格的ですね。期待しています。

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  2. suikanさん、恐れ入ります。
    改めてsuikanさんのお書きになったマニュアルを見て「LPCXpressoとTOPPERS/ASPの組み合わせ」はなかなか良いなぁと考えていたところです。
    本当に感謝感謝です。

    http://jaist.dl.sourceforge.jp/toppersasp4lpc/52153/toppersasp4bf_lpcxpresso_um.pdf

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