2012年10月1日月曜日

Androidタブレット端末「IMPRESSION KT-i7A4.0」を準備する

やぁ、Android!

某所でAndroidタブレット端末「IMPRESSION KT-i7A4.0」を入手しました。
タブレットを、将来的に組み込みシステムのフロントエンドとして使おうと考えています。
ひとまずAndroidの開発に慣れておこうという算段です。


この機種には残念な事にBluetoothが搭載されていないのですが、気にしません。
Nexus7なんて別に欲しくないしっ!(←まったくもって嘘!)

http://developer.android.com/index.htmlからSDKをダウンロードしてインストールします。

次にドライバ関連の設定。

PCに最初に接続した時にはドライバはインストールされないと思います。
不明なデバイスとして出ているアイコンからプロパティを辿って下さい。
以下は認識後の画面ですが、プロパティに対する値は同じモノが出てきます。


ハードウェアIDをandroid-sdk\extras\google\usb_driver\android_winusb.infに追加します。

;KT-i7A
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_0003&MI_01
%CompositeAdbInterface% = USB\VID_18D1&PID_0003&REV_0230&MI_01

Eclipse Plug-inの設定を実施。
HelpメニューからInstall New Softwareを選択。

https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

これで開発環境のセットアップが完了です。

フォントをきちんと日本語化

デフォルトのフォントがあんまりな感じなので、フォントを変えて気分一新します。
android-sdk\platforms\android-16\data\fontsから以下のフォントを使います。

DroidSansJapanese.ttf
MTLc3m.ttf
MTLmr3m.ttf

本体にこれらのフォントを転送します。

まずはReadOnlyでマウントされている/systemを書き込める状態でマウントしなおします。
adbを使ってシェルインターフェースを出します。

adb shell

次にマウント状態を確認します。

root@android:/# mount

表示されたマウントデバイスから/systemを含むブロックを探し出します。

/dev/block/nandd /system ext4 ro,relatime,user_xattr,barrier=0,data=ordered 0 0

これから/systemの下を書き換えるのでマウントし直します。

mount -o rw,remount /dev/block/nandd /system
exit

これで/systemの下を書き換える事ができます。
さて、フォントファイルの転送です。

adb push フォントファイル名 /system/fonts

転送した時の様子を以下に示します。

C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools>adb push DroidSansJapanese.ttf /system/fonts
3460 KB/s (1173140 bytes in 0.331s)

C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools>adb push MTLmr3m.ttf /system/fonts
2708 KB/s (2871020 bytes in 1.035s)

C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools>adb push MTLc3m.ttf /system/fonts
3143 KB/s (1924864 bytes in 0.598s)

ちゃんと転送できていますね。

次にフォールバック設定を更新します。

adb pull /system/etc/fallback_fonts.xml 書き込み可能なローカルディレクトリ名

フォールバック設定に上記の3つのフォントを書き加え、本体に書き戻します。


adb push fallback_fonts.xml /system/etc/

これでフォントはばっちり日本語化されます。

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