再生音がノイズだらけ
ファームウェア側の処理の問題と思っていましたが違いました。真の原因は
- DACとAMP間にDC成分を取り除くキャパシタが直列に入っていない。よってDC成分も含めてAMPが増幅する結果、電源電圧でクリッピングが生じる。
- ゲインを調整する機構(可変抵抗)が無い。このため、クリッピングに対して対処できない。
出力波形を見ながら電気図面を見て呆然。
でもこの瞬間にすっきりしましたが。
以下はDACの出力。正弦波がきれいに出ています。
アンプの出力段はというと、歪過ぎです。
真の原因は判明しています。
ですから、DACとAMPの間に以下の回路を入れて確認します。
当然ながらアンプの出力もきれいな正弦波となりました。
困った事にこの対応はお世辞にも美しい改造にはなりません。
そこで以下のようにしました。
- AMPとその周辺受動素子を未実装とする。
- AMP周辺受動素子のうち負荷に直列に入るCのみ残す。
- AMPの基板パット間を短絡する。(AMP入力パット-AMP出力パット)
1倍のアンプを搭載することで基板に直接スピーカを接続できるようにする予定でしたが、これを諦めてDACの出力を外部に供給するという算段です。少し残念ですが仕方ありません。
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