先日のKOZOS EXPBRD #00を考えるうちに「こんな風にやってみようか。」という方針を自分の中で決める事ができたので前進開始です。
第1段階として、オーディオ・コーデックが搭載された基板UMB-SSM2603も使って、オーディオ・プラットフォームの実験用基板を設計する事にしました。
設計時に考えた事を列挙すると・・・
- 2つのモジュールのコンパクトさを生かそう。
- UARTブートのためのインターフェースは最低限欲しいなぁ。
- バス・パワー動作させたい。
- 使う時に楽しめるようにプチ・ディスプレイを搭載しよう。
- ハードウェア・スイッチはアプリケーションによって要求が異なる。リモコンにしてしまえ!
- SDカードでブートできたら嬉しいなぁ。
- リセット・スイッチくらいはいるだろ。
- 基板製造費用は安く抑えたい。
- その他。
こんな感じでうだうだ考えて一日。
設計完了した基板は以下のようになりました。
ハードウェア・スイッチを取り除いたお陰でコンパクトに仕上がっています。
そして、遊べるようにディスプレイを付けておきました。
UARTインターフェースとSDカード・スロットは、UMB-SSM2603の下に隠してあります。
シンプルな見た目とは裏腹にというのが、設計の裏コンセプトです。
このベース基板を使えば、これ一つでDSPを気軽に楽しめちゃうという算段。
金子システムさんの安価なDSP基板シリーズのお陰で、気軽に始められるのが嬉しいです。
さて、コンパクトさを生かす設計には、基板製造費用を抑制するという効果もあります。
FusionPCBでは、基板外形の最大寸法で費用が決まります。
今回の基板の外形寸法は、約92x62mmなので、10cm Max * 10cm Maxで収まり、+$15.00で済みます。これが、仮に横方向15cm以上となるといきなり+$60.00です。
DSP基板がコンパクトなお陰で、ベース基板も安く設計する事ができるのが嬉しい限り。
少し寝かせて基板製造工程に進む予定です。
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