KOZOS EXPBRD #00とは、KOZOSをしゃぶりつくしたい人の為の拡張基板です。
12ステップでは飽き足らない、もっとKOZOSで色々やりたい人を想定して設計しました。
基板には以下の部品を搭載しています。
- 122x32ドットのモノクロ・グラフィック・ディスプレイ
- マイクロSDカード・スロット
- 2つのLED
- 2つのスイッチ
- ロータリー・エンコーダー
- mp3エンコーダー・チップ
- ステレオ・フォン・ジャック
- 赤外線受光素子
この基板は、秋月電子通商から販売されている「H8/3069Fネット対応マイコンLANボード」を裏返しにした状態で、その上にドッキングさせる事を前提に設計してあります。
使用の際は、分厚くなった二階建ての基板を机に縦に置いて使うイメージです。
もちろん支柱を立てて寝かせて使う事もできます。
ドッキングした状態でも、動作モード切り替えスイッチやリセットスイッチ、シリアルポートが使えるので便利。加えて、先に挙げた追加接続されたデバイス達を制御できるというわけです。
もちろんアイ・キャッチは坂井弘亮さんのオリジナル・キャラクタである「ニジマス君」です。
著者いわく「KOZOS本は初心者向け」とおっしゃっていますが、現役の組み込みエンジニアが見ても勉強になる部分は多々あるように思います。
その場合、実際に色々なデバイスの制御をカーネルを介して実装していく事で、なかなか他では味わえないような楽しさに遭遇する事ができます。
基板は例によってFusionPCBに頼みました。
実際に自分で作ったスクリプトに助けられたりして、意外に忘れるのは早いなぁと感じたり。
本当は、別件の基板設計に着手していたのですが、先にこちらが完了してしまいました。
気分転換の方が先に出来てしまうなんて、なんというかどうしようもない感じです。
まぁ、それはそれ。
このプロジェクトでも色々と考えた事があるので無駄にはならない気がしています。
この拡張基板は販売されているのでしょうか。
返信削除cassettefunさん。
返信削除個人的な趣味で設計した基板なので残念ながら販売は行なっていません。
御要望が多数あれば http://atnd.org/events/30481 のような企画をやる事は考えていますが、遠方の人には辛いですよね・・・。