KOZOS EXPBRD #00には、SDカードスロットがあります。
設計当初からKOZOSを単独稼働システムとして楽しめるようにしたいなぁと考えていました。
従来はパソコンからブートローダ経由でOSイメージをRAMに転送して実行していたわけです。
この場合、KOZOSを起動するためのパソコンが必ず必要です。
これでは、組み込みシステムとして稼働させるために隣にリッチなパソコンが存在するという矛盾した状況を生んでしまいます。せっかく組み込みの雰囲気を楽しんでいるのに、少し残念な感じがします。
そこで、SDカード系統のハードウェアデバッグも兼ねてSDカードブート機能を実装してみました。
下の動画でSDカードブートの様子を御覧下さい。
パソコンなしでもリセットスイッチを押すだけでOSイメージをRAMに展開して実行してくれます。
まさにデモする時にボード一つで実行可能。
実際の組み込みシステムの雰囲気に近づくというわけです。
KOZOS EXPBRD #00には、LCDもスイッチもLEDもあるので、複数のブートイメージを用意しておいて、ユーザインターフェースを使って起動モードを選択させたりといった事もできるでしょう。
ちなみに、FATファイルシステムはChaNさんのPetit FAT File System Moduleを使用しています。
うーん。ありがたやありがたや。
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