自身で作ったソフトウェアを自身で使うことで、それがどのように有用か(あるいはそうでないか)を知る事ができるというわけです。
例にならってNatural Tiny Shell (NT-Shell)をmbedで使ってみることにしました。
目論見は簡単に移植できるというところです。
しかし、実際に移植してみると幾つか気になる点がありました。
これは興味のある方のために後述。
移植した結果はmbed.orgにアップロードしました。
興味がございましたら、ご自由にお使い下さい。
http://mbed.org/users/shintamainjp/notebook/ntshell_ja/
参考までに「自分で自分のドッグフードを食べた」結果、どんな事がわかったのか記しておきます。
- シリアルポートのリード及びライト関数の引数の型がvoidだった。(なんでそんな実装になっちゃってたんだ?)
- CTRL+A, CTRL+Eへの対応が未実装のままだった。(ドキュメントではできることになっていた。)
- コマンドを受け付けた時の改行をアプリケーション層で行う事を期待した実装になっていた。(誰もわからないよ!)
- 受け付けるコマンドの長さが微妙に小さかった。(もう少し実用的な値を選んでおけば良かった。)
- サンプルコードがなくて、どうやって使っていいのかわからなかった。(この点は後日もっと改善したい。)
こんな風に、自分で作って公開した物でも、少し時間を経てから見直してみると気になる点は多々あります。いざ利用者の立場に立って見ると「何だこれ?」と自分でも感じてしまうのですから、面白いものです。
是非、この「自分で自分のドッグフードを食べる」は継続して進めたいところです。
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